22 January.
愛犬と電車でお出かけ!知っておきたいルールとマナー、持ち物を徹底解説
愛犬と電車でお出かけするには?JRや私鉄のルール、料金、キャリー選びから吠え対策まで。初めてでも安心できる準備のポイントをわかりやすく解説します。

「愛犬と一緒に電車でお出かけしてみたいけれど、そもそも犬って電車に乗れるの?」と不安に感じたことはありませんか?車がないと移動が難しい場面でも、電車を上手に使えたらお出かけの幅がぐっと広がりますよね。
一方で、ルールやマナーを知らないまま乗車すると、周囲に迷惑をかけてしまったり、愛犬自身が強いストレスを感じてしまったりすることもあります。
この記事では、愛犬と電車に乗るための基本ルールから、鉄道会社別の規定、必要な持ち物、吠え対策までをまとめて解説します。初めての電車移動でも安心してチャレンジできるよう、ぜひ参考にしてください。
愛犬は電車に乗れる?基本ルールを確認しよう
まずは「そもそも犬は電車に乗れるのか?」という基本から確認しましょう。ポイントは、ペットとしての犬と補助犬では扱いが大きく異なる点です。
この章では、以下3つの基本ルールを整理していきます。
- 犬も電車に乗れるのか
- 補助犬との違い
- 乗車できる犬のサイズ感
犬も電車に乗れるの?
結論から言うと、犬も条件を満たせば電車に乗れます。
ただし、抱っこやリードのままではNGで、必ずキャリーバッグやクレートに全身を完全に入れる必要があります。顔や体の一部が出てしまう状態は認められていません。
これは他のワンちゃんや人への安全配慮だけでなく、愛犬自身を守るためでもあります。キャリーに入ることで、車内の音や人混みの刺激を減らし、落ち着いて移動しやすくなるんですね。
また、愛犬を電車に乗せる際に意識したいのが「他の利用者からどう見えるか」という視点です。たとえルール上は問題なくても、キャリーの中で激しく動いたり、鳴き声が続いたりすると、周囲に不安を与えてしまうことがあるため、愛犬を落ち着かせてあげられる工夫が欠かせません。
補助犬(盲導犬・介助犬)は無料で乗車可能
盲導犬や介助犬などの身体障害者補助犬は、法律に基づき無料で同伴乗車が可能です。キャリーに入れる必要もなく、飼い主さんと一緒に乗車できます。
一方、一般的にペットとして飼われている犬はこの対象にはならず、手回り品として扱われます。同じ「犬」でもルールが異なるため、混同しないよう注意が必要ですね。
電車に乗せられる犬のサイズは?
多くの鉄道会社では、キャリーに入った状態で「小型犬〜中型犬の子犬」程度が現実的な対象になります。理由は、キャリーのサイズ制限があるためです。
キャリーの3辺合計や重量に上限が決められており、大型犬はそもそも規定内に収まらないケースがほとんど。無理に詰め込むのは愛犬にとって危険なので、サイズ感は必ず事前に確認しましょう。
【鉄道会社別】犬を電車に乗せるときのルールと料金
電車に乗れることが分かったら、次は路線ごとのルール確認が大切です。鉄道会社によって料金や細かな規定が異なります。
ここでは、以下4つの移動手段について、それぞれ代表的なルールを見ていきましょう。
- JR東日本・JR西日本
- 東京メトロ・都営地下鉄
- 私鉄(東急・小田急・京王など)
- 新幹線の場合
JR東日本・JR西日本の場合
JRでは、犬は「手回り品」として扱われます。キャリーの3辺合計は120cm以内、重量は中身を含めて10kg以内が基本ルールです。料金は一律290円で、乗車前に駅の窓口で手回り品切符を購入します。
改札では切符を駅員さんに提示するだけなので手続き自体はシンプルです。事前にキャリーサイズを測っておくと、当日慌てずに済みますよ。
東京メトロ・都営地下鉄の場合
東京メトロと都営地下鉄では、犬の持ち込み料金は無料です。サイズ制限はJRとほぼ同じで、キャリーに全身が収まっていることが条件になります。
「無料だから気軽」という印象ですが、ルール自体は変わらないため、キャリーのファスナー閉め忘れなどには十分注意しましょう。
私鉄(東急・小田急・京王など)の場合
東急や小田急、京王などの主要私鉄も、無料で持ち込み可能なケースが多いです。ただし、キャリーサイズや重量制限など、細かな規定は会社ごとに異なります。
同じ私鉄でも路線によってルールが違うことがあるため、公式サイトでの事前確認は必須です。
特に都市部の路線は通勤ラッシュ時の混雑が激しいため、愛犬への負担を考えると時間帯をずらした利用がおすすめです。キャリーの通気性や安定感にも気を配り、揺れやすい車内でもワンちゃんが安心して過ごせる環境を整えてあげましょう。
新幹線の場合
新幹線も基本的には在来線と同じルールで犬を乗せられます。
長時間移動になりやすいため、吠え対策やトイレ対策など、愛犬のストレス軽減をより意識することが大切です。
また、混雑する時間帯を避けて乗車すると、周囲への気遣いが減り、飼い主さん自身も落ち着いて移動しやすくなります。
デッキ付近や最後部席など、人の出入りが比較的少ない場所を選ぶのもひとつの工夫ですよ。
愛犬と電車に乗るために必要な持ち物とグッズ
ルールを守るだけでなく、持ち物の準備も快適な電車移動のカギになります。
最低限必要なものから、あると安心なグッズまで整理しておきましょう。
必須アイテム:キャリーバッグ・クレート
電車移動で最も重要なのがキャリーバッグやクレートです。サイズ規定を満たしていることはもちろん、通気性が良く、中で愛犬が自然な姿勢を保てるものを選びましょう。
飛び出し防止用のリードフック付きや、持ち手が安定しているタイプだと移動中も安心です。肩掛けできるタイプは、階段移動が多い駅でも使いやすいですよ。
底がしっかりしているキャリーは揺れを感じにくく、愛犬が不安になりにくい傾向があります。
実際に使う前に家の中で試しておくと、サイズ感や愛犬の反応も確認できて安心ですね。
あると便利なグッズ
ペットシーツは、万が一の粗相対策として必須です。加えて、おやつやお気に入りのおもちゃがあると、車内で気を紛らわせやすくなります。
夏場や長時間移動では、水飲み用ボトルもあると安心ですね。タオルは汚れ拭きやキャリー内の目隠しとしても使える万能アイテムです。
また、持ち物を準備する際は「必須かどうか」だけでなく、「自分と愛犬の性格に合っているか」という視点も大切です。例えば、緊張しやすいワンちゃんの場合は、おやつよりも匂いに安心できるアイテムの方が効果的なこともあります。
反対に、おやつに集中しやすいタイプであれば、噛むことで気持ちを落ち着かせられるガム類が役立ちます。こうした個体差を考慮して持ち物を選ぶことで、電車移動のストレスを大きく減らせるでしょう。
リードと鑑札も忘れずに
駅構内や途中下車時には、必ずリードを装着します。また、鑑札や迷子札は、万が一の脱走時に愛犬を守る大切な備えです。
人の行き来が多い駅では、普段は落ち着いているワンちゃんでも思わぬ方向へ動いてしまうことがあります。
連絡先がすぐ分かる状態にしておくことで、トラブル時も早い対応につながり、飼い主さんの安心感も大きく変わりますよ。
お出かけ準備を詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
愛犬が電車で吠えてしまう場合は?事前準備と乗車中のマナー
電車移動で一番心配なのが「吠えてしまったらどうしよう」という点ですよね。事前準備とちょっとした工夫で、トラブルはかなり防げます。
ここでは、事前にしておくべき準備と乗車中のマナーについて解説します。
キャリーに慣れさせるトレーニング
普段からキャリーを「安心できる場所」として認識させることが大切です。最初は家の中に置き、おやつやおもちゃを入れて自由に出入りさせましょう。
慣れてきたら短時間の外出に使い、徐々に滞在時間を延ばします。「キャリー=楽しい」というイメージができると、電車内でも落ち着きやすくなりますよ。
無理に閉じ込めず、愛犬のペースに合わせて進めることが成功のコツです。日常的にキャリーでくつろぐ時間を作っておくと、本番の移動時も安心感が高まります。
乗車前にトイレと運動を済ませる
乗車前には散歩でトイレを済ませ、軽く体を動かしておくのがおすすめです。
エネルギーを発散しておくことで、車内で眠りやすくなり、吠えにくくなります。特に初めての電車移動では、排泄の不安があるだけで愛犬の緊張が高まりやすいです。
出発前に少し時間に余裕を持って準備することで、飼い主さん自身も落ち着いて乗車できますよ。
車内では静かに過ごせる工夫を
お気に入りのおもちゃやガムをキャリーに入れておくと、気分転換になります。
キャリーに薄手の布をかけて、周囲の視覚刺激を減らすのも効果的です。ただし、完全に覆ってしまうと中が暑くなりやすいため、通気口は必ず確保しましょう。
車内の揺れに合わせてキャリーをしっかり支えることで、愛犬が安心しやすくなります。
吠えてしまったときの対処法
どうしても吠えてしまった場合は、無理をせず途中下車して一度落ち着かせましょう。
優しく声をかけ、愛犬の不安を和らげつつ、周囲への配慮も忘れない姿勢が大切です。周囲の視線が気になっても、焦って叱ってしまうと逆に不安を強めてしまうことがあります。
「次はもう少し短い距離にしよう」など、経験として受け止めることも大切ですね。
まとめ:ルールを守って愛犬と快適な電車移動を実現しよう!
愛犬との電車移動は、ルールとマナーを守れば決して難しいものではありません。キャリーに全身を入れること、路線ごとの規定を事前に確認すること、持ち物と吠え対策をしっかり準備することがポイントです。
まずは短距離からチャレンジして、愛犬の様子を見ながら少しずつ慣らしていきましょう。準備万全で、愛犬とのお出かけをもっと自由に楽しんでください。
電車移動は、愛犬にとっても新しい経験になりますが、成功体験を重ねることで自信につながります。
飼い主さんが落ち着いて行動することが、結果的に一番の安心材料になるんです。ルールを味方につけて、愛犬とのおでかけの選択肢を広げていきましょう。
著者
DogLife編集部



