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日常ケアパグ体臭

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パグが臭い原因は?「パグ臭」を軽減する6つのケア方法

パグ特有の体臭「パグ臭」の原因と効果的な対策を解説。顔のしわ・耳・お尻のケア方法、シャンプーの頻度、臭いが強い場合の病気の可能性も紹介します。

2026.04.14公開: 2026年4月14日3 分で読める

パグが臭い原因は?「パグ臭」を軽減する6つのケア方法

パグを飼っている方なら、一度は感じたことがあるはずの独特の「パグ臭」。

「パグは臭い」とよく言われますが、実はパグの体臭には原因があり、適切なケアでかなり軽減できます。

この記事では、パグの臭いの原因を部位別に解説し、それぞれの効果的なケア方法を紹介します。

パグはなぜ臭い?5つの原因を部位別に解説

上を見上げているパグ

パグの体臭が他の犬種より強い理由は、パグの体の構造に大きく関係しています。

1. 顔のしわ(最大の臭いの原因)

パグの魅力でもある顔のしわが、実は臭いの最大の原因です。

しわとしわの間は常に密着しているため、汗・皮脂・食べカス・涙などが溜まりやすく、通気性も悪いため細菌が繁殖しやすい環境になっています。この細菌の繁殖が、あの独特の「パグ臭」を生み出しているのです。

特に鼻の上のしわと目の下のしわは汚れが溜まりやすく、放置すると皮膚炎(しわひだ皮膚炎)の原因にもなります。

2. 耳の臭い

パグの耳は垂れ耳で折りたたまれた形状をしているため、耳の中が蒸れやすく、耳垢が溜まりやすい構造です。耳垢と湿気が組み合わさると雑菌が繁殖し、独特のすっぱい臭いを発します。

悪化すると外耳炎を引き起こし、さらに強い臭いの原因になります。

3. 皮脂の過剰分泌

パグは皮脂腺が活発な犬種で、皮脂の分泌量が他の犬種よりも多い傾向にあります。皮脂自体は被毛と皮膚を保護する役割がありますが、過剰に分泌されると酸化して臭いの原因になります。

特に梅雨時や夏場は皮脂の分泌が増え、臭いが強くなりやすいです。

4. お尻(尾の付け根)の臭い

パグのくるんと巻いたしっぽの付け根も、顔のしわと同様に汚れが溜まりやすい場所です。しっぽが皮膚に密着しているため通気性が悪く、排泄物の付着も加わって臭いが発生しやすくなります。

また、肛門腺(お尻の左右にある分泌腺)に液が溜まると、強烈な臭いを放つことがあります。

5. 口臭

パグは短頭種のため歯並びが密集しており、食べカスが残りやすい構造です。歯周病になると口臭がきつくなり、よだれと相まって口の周りが臭くなります。

臭いの部位

原因

臭いの強さ

顔のしわ

細菌繁殖・皮脂・汚れ

★★★★★

耳

耳垢・蒸れ

★★★★

皮膚全体

皮脂の酸化

★★★

お尻

しっぽの付け根・肛門腺

★★★★

口

歯周病・食べカス

★★★

パグの臭いを軽減する6つのケア方法

笑顔のパグ

臭いの原因がわかったところで、それぞれの部位に合ったケア方法を紹介します。

ケア1: 顔のしわを定期的に拭く(週2〜3回)

パグの臭い対策で最も重要なのが、顔のしわのケアです。

1
STEP 01

柔らかいコットンやガーゼをぬるま湯で湿らせ

2
STEP 02

しわを指で優しく広げる

3
STEP 03

しわの奥を鼻から顎に向かって優しく拭き取る

4
STEP 04

清潔な乾いたコットンでしっかり水分を拭き取

  • 頻度: 生後3ヶ月まで→週1回、3ヶ月以降→2週間に1回
  • タイミング: 毎回同じ時間帯(食前がおすすめ)
  • 方法: 小さい子犬はキッチンスケールで。大きくなったら飼い主が抱っこして体重計に乗り、飼い主の体重を引く

ケア2: 耳のお手入れ(週1回)

やり方

1
STEP 01

ペット用のイヤークリーナーを耳の中に数滴たらす

2
STEP 02

耳の付け根をクチュクチュとやさしく揉む(20〜30秒)

3
STEP 03

耳の付け根をクチュクチュとやさしく揉む(20〜30秒)

4
STEP 04

犬が自然に頭を振って液を出す

5
STEP 05

出てきた汚れをコットンで拭き取る

注意点
  • 綿棒を耳の奥に入れない(鼓膜を傷つける恐れ)
  • 耳が赤い、異臭が強い、しきりに掻く場合は外耳炎の可能性があるので獣医師に相談を

ケア3: シャンプー(月1〜2回)

やり方

1
STEP 01

ぬるま湯(35〜38度)で全身を濡らす

2
STEP 02

犬用シャンプーを泡立てて全身を洗う

3
STEP 03

顔のしわの中もしっかり洗う

4
STEP 04

シャンプーが残らないよう十分にすすぐ

5
STEP 05

タオルドライ後、ドライヤーで完全に乾かす

シャンプーの選び方

  • 皮脂が多いパグには脂性肌用のシャンプーがおすすめ
  • 皮膚が敏感な場合は低刺激・無香料タイプを選ぶ
  • 洗いすぎると皮脂の過剰分泌を促すため、月1〜2回が適切

ケア4: お尻・しっぽの付け根のケア(週1〜2回)

やり方

1
STEP 01

しっぽを優しく持ち上げる

2
STEP 02

湿らせたコットンで付け根の汚れを拭き取る

肛門腺について

肛門腺液が溜まると強い臭いの原因に。お尻を床にこすりつける(おしり歩き)が見られたら、肛門腺絞りが必要なサインです。自分でやるのが難しい場合は、トリミングサロンや動物病院でお願いしましょう。

ケア5: 歯磨き(毎日〜週3回)

やり方

1
STEP 01

犬用の歯ブラシと歯磨きジェルを使用

2
STEP 02

唇をめくって、外側の歯の面を中心に磨く

特に奥歯を丁寧に

歯ブラシが難しい場合は、デンタルシートやデンタルガムで代用できますよ。

ケア6: 生活環境を整える

パグの体をケアしても、ベッドやブランケットに臭いが移っていると効果が半減します。

  • ベッド・ブランケットは週1回は洗濯する
  • フードボウルは毎日洗う
  • 部屋の換気をこまめに行う
  • ペット用の消臭スプレーを活用する

などの対応を行ってくださいね。

耳のニオイも気になる方は、犬の耳が臭いときの対処法と耳掃除のコツもあわせて確認してください。

臭いが急に強くなったら?病気の可能性

パグ

普段のケアをしていても臭いが急に強くなった場合は、以下の病気が隠れている可能性があります。

症状

考えられる病気

顔のしわが赤い・ジュクジュクしている

しわひだ皮膚炎

耳からすっぱい臭い・茶色い耳垢

外耳炎

全身がべたつく・フケが多い

脂漏性皮膚炎

口臭が急にきつくなった

歯周病・口内炎

お尻を気にする・しきりに舐める

肛門腺炎・肛門嚢破裂

これらの症状が見られたら、早めに動物病院を受診してください。

口元のニオイが強い場合は、犬の口臭を消す方法8選と病院に行く目安も参考にしてください。

パグの臭いに関するよくある質問

パグと小さい子供

パグの臭いについて、飼い主さんやこれからパグを迎えたい方からよく寄せられる質問をまとめました。気になる疑問を解消しておきましょう。

Q. パグの臭いは他の犬種と比べてどのくらい強いですか?

パグは犬の中でも体臭が強い犬種TOP5に入ると言われています。同じ短頭種のフレンチブルドッグやブルドッグも同様に体臭が強い傾向にあります。ただし、適切なケアをすれば日常生活に支障がない程度まで軽減できます。

Q. パグの臭い対策におすすめの食事はありますか?

脂質が控えめで消化の良いフードを選ぶと、皮脂の分泌量が落ち着くことがあります。また、オメガ3脂肪酸を含むフードやサプリメントは、皮膚の健康維持に効果的です。フードを変える場合は獣医師に相談しましょう。

Q. パグ臭を完全になくすことはできますか?

完全にゼロにすることは難しいです。パグの体臭は体の構造に起因するもので、犬種の特徴の一つです。

ただし、この記事で紹介したケアを継続すれば、臭いは大幅に軽減できます。「パグ臭」も含めて愛犬の個性として受け入れつつ、できる範囲でケアを続けるのがベストです。

Q. パグを飼う前に臭いが心配です。実際どのくらいですか?

パグオーナーの多くは、最初は臭いが気になるものの、適切なケアをすれば慣れる程度だと言います。

飼う前にパグを飼っている知人のお宅を訪問したり、ブリーダーを見学したりして、実際の臭いを体験してみることをおすすめします。

お手入れ全般を見直すなら、犬の爪切り頻度の目安は月1回もどうぞ。

まとめ:こまめなケアで「パグ臭」は軽減できる

パグの臭いの原因とケア方法について解説しました。ポイントを振り返りましょう。

ポイント💡
  • パグの臭いの最大の原因は顔のしわ。週2〜3回の拭き取りが最重要
  • 耳・お尻・口の定期的なケアで臭いの大半は軽減できる
  • シャンプーは月1〜2回。洗いすぎは逆効果
  • ベッドやブランケットなど生活環境の清潔さも大切
  • 臭いが急に強くなったら、皮膚炎や外耳炎などの病気を疑う

パグの臭いは適切なケアの習慣さえ身につければ、しっかりコントロールできます。愛犬との暮らしをもっと快適にするために、ぜひ今日からケアを始めてみてくださいね。


被毛のケアで悩んでいる方は、犬のブラッシングやりすぎのリスクと正しい頻度の記事も参考になります。

著者

DogLife編集部

DogLife編集部