29 December.
愛犬がお出かけで震える7つの理由とは?原因別の対策と注意すべきサイン
愛犬がお出かけ中に吠えて困っていませんか?車での移動中や散歩中、外出時など、シーン別に吠える原因と具体的な対策を解説。愛犬との快適なお出かけを実現するためのヒントが見つかります。

愛犬と一緒にお出かけしているとき、ふと見ると体がブルブル震えている…。そんな経験がある方もいるのではないでしょうか?
「寒いのかな?」「具合が悪いのかも」と心配になりますよね。実は、犬が震える理由は寒さだけではないんです。緊張や不安、興奮、さらには体調不良まで、さまざまな原因が考えられます。
この記事では、愛犬がお出かけ中に震える7つの理由と、その原因を見分けるポイント、そして具体的な対策方法をご紹介します。「心配ない震え」と「すぐに病院に行くべき震え」の違いも解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
愛犬がお出かけで震える主な理由7つ
犬が震える原因はひとつではありません。ここでは、お出かけ中によく見られる7つの理由を詳しく解説します。
- 寒さを感じている
- 緊張や不安を感じている
- 興奮しすぎている
- 痛みや体調不良がある
- 低血糖を起こしている
- てんかんや神経系の疾患
- 加齢による筋力低下
愛犬の様子と照らし合わせながら、原因を探ってみましょう。
寒さを感じている
最も分かりやすい原因が寒さです。特に小型犬や短毛種は体温調節が苦手で、ちょっとした気温の変化でも震えてしまうことがあります。
冷房が効きすぎたカフェや車内、冬場の屋外などで震えが見られたら、寒さが原因かもしれません。耳や足先を触ってみて、冷たくなっていないかチェックしてみてください。体が冷えている証拠ですよ。
緊張や不安を感じている
慣れない場所や知らない人、他のワンちゃんに会うことで、愛犬がストレスを感じて震えることがあります。
小刻みにプルプル震える、耳を後ろに倒す、尻尾を下げるといった行動が同時に見られたら、緊張や不安のサインです。特に臆病な性格の子や、子犬の頃に社会化が十分でなかった犬に多い傾向があります。
車酔いや過去の嫌な経験がトラウマになっている場合も、お出かけ先で震えてしまうことがあるんです。
興奮しすぎている
意外かもしれませんが、嬉しさや期待感で興奮しすぎると体が震えることもあります。
「お出かけだ!」とテンションが上がりすぎて、感情のコントロールができなくなっている状態です。尻尾をブンブン振ったり、飛び跳ねたりなど、他のポジティブなサインも一緒に見られることが多いですね。
ただし、興奮のしすぎは愛犬にとってもストレスになります。ワクワクしているように見えても、体は疲れてしまっているので注意が必要です。
痛みや体調不良がある
関節痛やお腹の痛みなど、どこかに不調があると震えることがあります。
震えに加えて、元気がない、食欲がない、嘔吐や下痢をしているなどの症状が見られたら要注意。
特に高齢犬は関節に痛みを抱えていることが多く、お出かけ中に震えが出やすい傾向があります。
普段と様子が違うと感じたら、無理をさせないことが大切です。
低血糖を起こしている
小型犬や子犬は低血糖になりやすく、これが原因で震えることがあります。
長時間の移動や、食事の間隔が空きすぎると血糖値が下がってしまうんです。
震えに加えて、ぐったりする、ふらつく、意識がもうろうとするなどの症状が見られたら緊急事態。すぐに対応が必要です。
てんかんや神経系の疾患
てんかん発作の前兆や軽い発作で、震えが出ることがあります。
意識がぼんやりしている、体が硬直する、口から泡を吹くなどの症状を伴う場合は、神経系の疾患が疑われます。持病としててんかんがある子は、お出かけ前に獣医師に相談しておくと安心ですね。
加齢による筋力低下
高齢犬は筋力が低下し、自分の体を支えるために震えることがあります。
後ろ足に力が入らない、立ち上がるのに時間がかかる、歩くときにふらつくなどのサインが見られたら、加齢による筋力低下の可能性が高いです。
老犬の震えは生理的なものも多いですが、急に悪化する場合は他の病気が隠れていることもあるので、定期的に健康チェックを受けましょう。
愛犬の震えが「心配ない震え」か「危険な震え」かを見分ける方法
震えているからといって、すべてが心配というわけではありません。
ここでは、様子を見ていい震えと、すぐに病院へ行くべき震えの見分け方を解説します。
心配のいらない震えの特徴
以下のような震えは、比較的心配はいりません。
- 寒い場所から暖かい場所に移動すると止まる
- 興奮が落ち着くと自然に収まる
- 震え以外に異常な症状がない
- 元気で食欲もある
- 一時的なもので、すぐに元の状態に戻る
トイプードルやチワワなど小型犬は、生理的に震えやすい傾向があります。短時間で収まり、他に気になる症状がなければ、過度に心配する必要はないでしょう。
すぐに病院へ行くべき震えの特徴
一方、以下の症状が見られたら緊急性が高いです。すぐに動物病院を受診してください。
- 震えが止まらず、元気がない
- 嘔吐、下痢、食欲不振などの症状を伴う
- 意識がもうろうとしている、反応が鈍い
- 呼吸が荒い、よだれが大量に出る
- 痙攣のような激しい震え
- ぐったりして立てない
これらの症状は、低血糖やてんかん発作、重篤な体調不良のサインである可能性があります。お出かけを中断し、すぐに対応しましょう。
【原因別】愛犬がお出かけで震えるときの対策方法
震える原因が分かったら、次は対策です。原因別に具体的な対処法をご紹介します。
寒さが原因の場合の対策
寒さで震えている場合は、防寒対策が基本です。
犬用の洋服やブランケットを用意しておきましょう。車内の冷房が効きすぎている場合は温度を上げるか、愛犬のいる場所に毛布をかけてあげてください。
冬場のお出かけは、できるだけ暖かい時間帯を選ぶのもポイント。小型犬をキャリーに入れて移動する場合は、中にフリースやブランケットを敷いておくと安心ですよ。
緊張・不安が原因の場合の対策
緊張や不安で震えている場合は、少しずつ慣らしていくことが大切です。
いきなり長時間のお出かけではなく、短時間・短距離から始めましょう。お気に入りのおもちゃや、飼い主さんの匂いがついた毛布を持参すると、愛犬も安心しやすいです。
また、飼い主さん自身が落ち着いた態度で接することも重要。愛犬は飼い主の感情を敏感に察知するので、不安そうにしていると伝染してしまいます。無理に人や他の犬に近づけず、愛犬のペースを尊重してあげてくださいね。帰宅後はたっぷり褒めて、「お出かけ=良いこと」という記憶を作ってあげましょう。
ストレスサインが強い場合は、無理に連れ出さない選択も大切です。
興奮が原因の場合の対策
興奮で震えている場合は、クールダウンさせることがポイントです。
お出かけ前に軽い運動をさせて、エネルギーを発散しておくと効果的。出発前に落ち着かせる時間を作り、車内では静かな音楽をかけるなど、リラックスできる環境を整えましょう。
興奮しすぎている様子が見られたら、休憩を多めに取って気持ちを落ち着かせてあげてください。
体調不良が疑われる場合の対策
体調不良が原因と思われる場合は、無理にお出かけを続けてはいけません。
すぐに帰宅するか、近くの動物病院を受診しましょう。低血糖が疑われる場合は、応急処置として少量のはちみつを歯茎に塗ってあげると血糖値が上がります。
日頃から愛犬の健康状態をチェックし、持病がある場合は獣医師に相談してからお出かけするようにしてくださいね。
愛犬がお出かけで震えることについてよくある質問
ここでは、愛犬がお出かけで震えることについて、よくある質問をまとめました。
犬が小刻みに震えるのは元気でもストレスを感じている?
元気があっても、緊張や不安で震えることはあります。外見上は元気に見えていても、実は内面ではストレスを感じている可能性があるんです。
震え以外にも、あくびを繰り返す、舌をペロペロ出す、目をそらすなどの行動が見られたら、ストレスサインかもしれません。長時間続く場合は、環境を見直してあげましょう。
犬が小刻みに震えて元気がない場合はどうする?
震えに加えて元気がない場合は、体調不良や痛みの可能性が高いです。
すぐに動物病院を受診するべきサインです。応急処置として、温かい場所で安静にさせながら、無理に動かさずに病院へ連れていきましょう。
トイプードルが震える理由は?
トイプードルは小型犬で体温調節が苦手なため、震えやすい犬種です。
寒さ、緊張、興奮など様々な原因がありますが、生理的な震えも多いのが特徴。ただし、他の症状を伴う場合は注意が必要です。防寒対策とストレスケアをしっかり行ってあげましょう。
犬が震えるのをわざとやっているように見えるのはなぜ?
過去に震えたときに飼い主さんが優しくしてくれた経験から、注目を引くために震えを繰り返すことがあります。
学習した行動の可能性がありますが、本当に寒い・不安な場合もあるので、見極めが大切です。過度に反応せず、落ち着いて対応しましょう。
高齢犬が震えるのは老化のせい?
高齢犬は筋力低下や関節の痛みで震えることが多いです。
加齢に伴う生理的な震えもありますが、急に悪化する場合は病気が隠れている可能性も。温かい環境を整え、無理な運動は避けつつ、定期的な健康チェックを受けることをおすすめします。
犬が嬉しくて小刻みに震えることはある?
興奮や喜びのあまり、震えることがあります。
尻尾を振る、飛び跳ねるなど他のポジティブサインも一緒に見られることが多いです。ただし、過度な興奮は疲労につながるため、適度にクールダウンさせてあげましょう。
まとめ:愛犬の震えの原因を見極めて安心なお出かけを!
愛犬がお出かけ中に震える理由は、寒さ、ストレス、興奮、体調不良などさまざまです。大切なのは、原因を見極めて適切な対策を取ること。
元気がない、嘔吐や下痢を伴う、意識がもうろうとしているなどの症状がある場合は、すぐに動物病院を受診してください。
日頃から愛犬の様子をよく観察し、ちょっとした変化にも気づけるようになると安心です。愛犬の気持ちに寄り添いながら、無理のないお出かけプランを立てて、一緒の時間を楽しんでくださいね。
著者
DogLife編集部