01 January.
愛犬との雪遊びを安全に楽しもう!準備から注意点まで完全ガイド
愛犬との雪遊びを安全に楽しむための完全ガイド。撥水ウェアの選び方、雪玉対策、肉球ケアなど準備から注意点まで詳しく解説。おすすめスポットも紹介します。

真っ白な景色の中、雪遊びではしゃぐワンちゃんの姿は見ているだけで心が温まりますよね。
しかし、いざ愛犬と遊ぼうとしたとき「何を準備すればいいの?」「雪遊びって危険じゃないの?」と不安に感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか。実は、雪遊びには思わぬ危険が潜んでいて、準備不足のまま出かけると愛犬が体調を崩してしまうことも。
この記事では、愛犬と安全に雪遊びを楽しむための準備から注意点、おすすめのスポットを紹介します。しっかり準備して、愛犬との素敵な冬の思い出を作りましょう!
愛犬と雪遊びする前に知っておきたい基礎知識

雪遊びに出かける前に、まずは基本的な知識を押さえておきましょう。愛犬の犬種や性格によって、雪遊びの向き不向きがあるんです。
雪遊びが好きな犬種・苦手な犬種の傾向
寒冷地出身の犬種は、雪遊びが得意な傾向があります。シベリアンハスキーや秋田犬、ゴールデンレトリバー、バーニーズマウンテンドッグなどは、もともと寒い地域で生活していたため、雪の中でも元気いっぱいに遊べる子が多いんです。被毛が厚く、寒さに強い体質を持っています。
一方で、チワワやミニチュアピンシャーなどの小型犬、イタリアングレーハウンドのような短毛種、パグやフレンチブルドッグといった短頭種は寒さに弱い傾向にあります。体が小さいと地面からの冷えが伝わりやすく、短毛だと保温性が低いため体温が下がりやすいんですね。
ただし、これはあくまで傾向です。同じ犬種でも個体差があるので、愛犬の様子をよく観察することが何よりも大切です。
雪遊びに適した時期と時間帯
雪遊びのシーズンは、だいたい12月から2月にかけてです。ただし、気温がマイナス10度以下になる日は避けましょう。あまりにも寒すぎると、愛犬の体に負担がかかってしまいます。
おすすめは、晴れた日の午前中です。日差しがあると雪が少し緩んで歩きやすくなりますし、体も冷えにくくなります。午後になると雪が凍り始めて滑りやすくなることもあるので注意が必要です。
初めての雪遊びなら、短時間から始めてください。最初は15分程度にして、愛犬の様子を見ながら少しずつ時間を延ばしていくのがベストです。
初めての雪遊びで気をつけたいこと
いきなり深い雪の中に愛犬を入れるのはNGです。急激に体が冷えてしまうだけでなく、雪に驚いてパニックになってしまう子もいるんです。まずは雪が少ない場所で、雪の感触に慣れさせる時間を作ってあげましょう。
また、雪遊びに出かける前に、「マテ」や「コイ」のコマンドをしっかり身につけておくことも大切です。真っ白な雪景色の中では愛犬の姿が見えにくくなることもありますし、興奮して危険な場所に行ってしまうこともあります。いざというときに呼び戻せるよう、日頃からトレーニングしておきましょう。
愛犬との雪遊びで準備すべきウェアの選び方やおすすめグッズ

雪遊びを安全に楽しむには、事前の準備が何よりも大切です。特にウェア選びは重要なポイントになります。
雪遊びに最適な犬用ウェアの選び方
雪遊び用のウェアで絶対に外せないのが、撥水・防水加工です。普通の服だと雪が溶けて染み込み、愛犬の体を冷やす原因になってしまいます。しっかり水を弾く素材のものを選びましょう。
保温性の高い素材を選ぶことも大切です。中綿入りやフリース素材など、体温を逃がさない工夫がされているウェアがおすすめ。ただし、厚すぎると動きにくくなるので、ストレッチ性のある生地かどうかもチェックしてくださいね。
デザインは、つなぎタイプやアノラックタイプが便利です。お腹までしっかりカバーできるので、雪からの冷えを防げます。サイズは愛犬の体全体がカバーできるものを選び、特に首回りや足回りから雪が入らないようフィットするものを選びましょう。
その他あると便利な持ち物リスト
雪遊びに持っていくと便利なアイテムをまとめました。
- タオル(雪玉を取る、濡れた体を拭く)
- ドライヤー(車内で使える場合、雪玉を溶かすのに便利)
- 肉球クリーム(遊ぶ前と後に塗ってしもやけ・凍傷予防)
- 水と給水ボトル(こまめな水分補給に)
- おやつ(エネルギー補給やコマンドのご褒美に)
- ビニール袋(濡れたタオルやウェアを入れる)
- カイロ(愛犬用・飼い主用)
雪遊びは意外と体力を使うので、水分補給とエネルギー補給を忘れずに。タオルは何枚あっても困らないので、多めに持っていくと安心ですよ。
愛犬とのおでかけで必要な持ち物リストは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
愛犬との雪遊び中に注意したい5つのポイント

楽しい雪遊びも、注意を怠ると思わぬトラブルにつながります。ここでは特に気をつけたい5つのポイントを解説します。
雪玉対策は必須!被毛への付着を防ぐ方法
雪玉とは、愛犬の体についた雪が体温で溶け、その上にまた雪がついて大きな雪の塊になってしまう現象です。これが脇の下、股の間、肉球の間などにできると、歩きにくくなるだけでなく、しもやけの原因にもなってしまいます。
雪玉対策で最も効果的なのが、撥水ウェアの着用です。体に雪がつくのを防いでくれるので、雪玉ができにくくなります。ウェアから出ている部分には、毛玉防止スプレーを使うのも有効ですよ。
特に、長毛種は雪玉ができやすいので要注意です。こまめにチェックして、小さいうちに取り除いてあげましょう。放置すると冷えて固まってしまい、取るのが大変になってしまいます。
肉球のトラブルに気をつける
雪が積もっていると、地面にある岩や枝、ガラスの破片などが見えなくなってしまいます。気づかずに踏んでしまって肉球を怪我することもあるので注意が必要です。
また、長時間雪の上で遊んでいると、肉球が冷えてしもやけや凍傷になってしまうリスクもあります。事前に肉球クリームを塗っておくと、ある程度予防できますよ。
遊んでいる最中も、愛犬の様子を定期的にチェックしましょう。足を上げている、痛そうに歩いているなどの様子が見られたら、すぐに雪遊びを中断してください。
凍結防止剤に注意する
雪がないように見える道路でも、油断は禁物です。凍結防止用の薬剤が撒かれていることがあり、これが肉球の炎症の原因になってしまうんです。
凍結防止剤の主成分は塩化ナトリウム(塩)と塩化カルシウムです。肉球についたまま放置すると炎症を起こしますし、愛犬が舐めてしまうと中毒症状を引き起こす可能性もあります。
雪がない場所でも地面を確認して、白い粉のようなものが見えたら避けて通りましょう。雪遊びの後は必ず足を洗って、薬剤を落としてあげてくださいね。
雪眼炎を予防する
あまり知られていませんが、雪からの紫外線反射率は最大95%もあるんです。これはコンクリートの約16倍にもなります。
犬の目は人間よりも地面に近いため、雪からの紫外線の影響を受けやすいです。長時間雪の中にいると、目が痛そうにする、涙が出る、目を開けにくそうにするといった雪眼炎の症状が出ることもあります。
予防には犬用サングラスが効果的です。ただし、いきなり雪遊びでつけると嫌がってしまうので、事前に自宅や散歩で慣らしておくと良いでしょう。
体を冷やしすぎないようにする
初めての雪遊びなら、15〜30分程度から始めましょう。慣れてきても、1時間以内に抑えるのが安全です。
愛犬が震えている、元気がない、じっとしているといったサインが見られたら、体が冷えすぎている証拠です。すぐに暖かい場所に移動して休ませてあげてください。
こまめに休憩を取ることも忘れずに。興奮して夢中になって遊んでいても、体は確実に冷えていきます。15分遊んだら5分休憩、といったペース配分を心がけましょう。水分補給のタイミングにもなるので一石二鳥です。
愛犬との雪遊びにおすすめのスポット

雪遊びができる場所は意外とたくさんあります。愛犬の性格やレベルに合わせて選んでみてください。
雪上ドッグラン
スキー場の敷地内やホテルの敷地内に設置されている雪上ドッグランは、初めての雪遊びにぴったりです。もともとが犬たちが走り回れるように整地されているので、雪に危険なものが埋もれている心配が少なく安全に遊べます。
柵で囲まれているのでリードを外して自由に遊ばせられますし、他のワンちゃんとの交流も楽しめるのが魅力です。管理されている施設なので、初心者の飼い主さんでも安心して利用できますよ。
ペット同伴OKのスキー場
最近は、犬と一緒にリフトやゴンドラに乗れるスキー場も増えてきました。広大なゲレンデで思いっきり遊べるのがスキー場の大きな魅力です。
スキー場によっては、ドッグラン併設のところもあります。ただし、施設ごとにルールが異なるので、事前に確認してから出かけましょう。ワクチン証明書の提示が必要なところもあるので、忘れずに持参してくださいね。
スノートレッキング・スノーシューツアー
もっと本格的に雪山を楽しみたいなら、ガイド付きのスノートレッキングやスノーシューツアーがおすすめです。自分たちだけでは行けない場所に連れて行ってもらえますし、安全に雪山散歩を楽しめます。
ふかふかのパウダースノーの上を歩けるのは、スノーシューならではの体験です。ただし、すべてのツアーが犬同伴OKというわけではないので、愛犬も一緒に参加できるツアーを選んでくださいね。
愛犬との雪遊びについてよくある質問
雪遊びについて、飼い主さんからよく寄せられる質問にお答えします。
愛犬と雪遊びできる宿を探すポイントは?
まずはペット同伴可能な宿を検索しましょう。ドッグラン併設の施設なら、宿泊先でも雪遊びができて便利です。
また、周辺に雪遊びスポットがあるかどうかも重要なチェックポイントです。スキー場やドッグランまでの距離を確認しておくと、スケジュールを立てやすくなります。
また、冬でも室内がエアコン完備かどうかも確認しましょう。雪遊びで冷えた体を暖かい部屋でゆっくり休ませてあげられるかどうかは、愛犬の体調管理に直結します。
関西・岐阜・長野で雪遊びできる場所は?
関西エリアなら、六甲山スノーパークやびわ湖バレイがアクセスしやすくておすすめです。どちらもペット同伴可能なエリアがあり、初めての雪遊びにも適しています。
岐阜県では、ひるがの高原やダイナランドが人気です。広々としたゲレンデで、愛犬と思い切り遊べますよ。
長野県なら、白馬エリアや軽井沢プリンスホテルスキー場が有名です。ペット同伴可能な施設が充実していて、宿泊とセットで楽しめるプランもあります。
いずれの施設も、事前に犬の入場可否や利用ルールを必ず確認してから出かけてくださいね。
まとめ:準備を整えて愛犬との雪遊びを満喫しよう!
愛犬との雪遊びは、冬ならではの特別な思い出になります。真っ白な雪の中ではしゃぐ愛犬の姿は、見ているだけで心が温かくなりますよね。
ただし、楽しい雪遊びも準備不足では危険が伴います。撥水ウェアの準備、肉球ケア、雪玉対策、時間管理をしっかり行うことが大切です。遊んだ後のケアも忘れずに、愛犬の体を守ってあげましょう。
初めての雪遊びは短時間から始めて、愛犬の様子を見ながら徐々に慣らしていくのがポイントです。無理のない範囲で楽しめば、飼い主さんも愛犬もストレスなく素敵な時間を過ごせます。
しっかり準備を整えて、愛犬との雪遊びを思い切り満喫してください!
著者
DogLife編集部


