17 December.
うちの犬はお出かけ好き?それとも嫌い?愛犬の気持ちを見分ける方法
愛犬がお出かけ好きか嫌いかを見分けるサインとは?表情や行動から気持ちを読み取る方法と、性格に合わせたお出かけの楽しみ方を解説します。

愛犬とのお出かけ、とても楽しいですよね。でも、本当に愛犬も楽しんでいるのでしょうか?
実は、犬にもお出かけが大好きな子と苦手な子がいるんです。「いつも尻尾を振っているから大丈夫」と思っていても、実はストレスを感じている場合も。
この記事では、愛犬がお出かけを楽しんでいるのか、それとも嫌がっているのかを見分けるポイントと、お出かけするメリット・デメリットを紹介します。
愛犬がお出かけ好きかどうかを見分けるサインとは?
愛犬が本当にお出かけを楽しんでいるのか、それともストレスを感じているのか、見分けるポイントがあります。犬は言葉で気持ちを伝えられないからこそ、飼い主さんがサインを読み取ってあげることが大切です。
《お出かけ好きのサイン》
- 準備を始めると尻尾をブンブン振る
- リードを見ると興奮する
- 車やキャリーに自分から入る
- おでかけ先で積極的にニオイを嗅ぐ
- リラックスした表情で、口が少し開いている
《お出かけ嫌いのサイン》
- 尻尾が下がる、体の下に丸め込む
- ハアハアと激しく息をする(パンティング)
- よだれが多く出る
- 震える、体が硬直している
- 隠れようとする、腰が引けている
これらのサインを見逃さないことが大切です。
ドライブは好きな子でも、人混みは苦手という場合もあるので、シーン別に愛犬の反応を観察してあげましょう。
好奇心旺盛でワクワクしすぎてテンションが上がりすぎている場合も、実はストレス状態になっている可能性があります。
※内部リンク:「犬 お出かけ ストレス」の記事へ誘導
犬種によるお出かけ好き・嫌いの傾向も知っておこう
お出かけの好き嫌いには、犬種による傾向もあります。
レトリーバー系やテリア系など、活発で人懐っこい犬種は比較的お出かけ好きな傾向。一方、チワワやシーズーなど小型犬の中には、慎重な性格の子が多く、知らない場所に不安を感じやすい場合もあります。
ただし、これはあくまで傾向であって、個体差が大きいのも事実です。同じ犬種でも、社交的な子もいれば臆病な子もいます。子犬の頃からの経験や、その子の持って生まれた性格によって大きく変わるのです。
また、年齢によっても変化があります。若い頃はお出かけ大好きだった子が、シニアになって体力が落ちてくると、長時間のお出かけを負担に感じるようになることも。愛犬のライフステージに合わせて、お出かけのスタイルを調整してあげることも大切ですね。
愛犬をいろんなところに連れて行くべき?メリットとデメリットで確認しよう
「いろんなところに連れて行く方が良い」という意見もあれば、「無理に連れ出さなくても」という意見も。
愛犬にとって本当に良いのはどちらなのでしょうか。それぞれのメリットとデメリットを理解して、判断材料にしましょう。
愛犬とお出かけするメリット
お出かけには、愛犬にとって嬉しいメリットがたくさんあります。
- 社会化が進む:さまざまな環境、人、他の犬に慣れることで、社交的な性格になりやすい
- 絆が深まる: 一緒に過ごす時間が増え、飼い主さんとの信頼関係がより強固に
- 刺激になる:新しいニオイや景色が脳の活性化につながり、認知機能の維持に役立つ
- 楽しい思い出が作れる:写真や動画でも残せて、後から見返すのも楽しい
子犬の頃からいろんな場所に連れて行くと、社会性が育ちやすく、お出かけ好きな子になる傾向があります。
知らない場所でも落ち着いて過ごせる犬は、動物病院や緊急時にも対応しやすいというメリットも。ただし、無理強いは禁物です。
愛犬とお出かけするデメリット
一方で、お出かけには気をつけたいデメリットもあります。
- ストレスがかかる:慣れない環境は緊張の原因に。特に警戒心が強い子や繊細な性格の子は要注意
- 体力を消耗する:シニア犬や体調不良時は大きな負担に
- トラブルのリスク:他の犬とのケンカ、誤飲、迷子など、予期せぬトラブルも
- お金と時間がかかる:便利グッズや移動費用、準備にも手間がかかる
性格的にインドア派の犬もいます。
飼い主さんとゆっくり家で過ごすのが一番幸せという子もいるので、無理に連れ出す必要はありません。
ポイント:愛犬の性格に合わせて判断しよう
お出かけ好きか嫌いかは、犬の性格次第。社交的で好奇心旺盛な子はいろんな場所に連れて行くと喜びますが、臆病で警戒心が強い子は無理に連れ出すとストレスになってしまいます。
大切なのは、愛犬の反応をよく観察すること。
最初は近所のカフェや公園など、短時間・短距離のお出かけから始めて、少しずつ慣らしていくのがベストです。「お出かけ=楽しいこと」と愛犬が学習できれば、徐々に行動範囲を広げていけますよ。
お出かけの頻度はどれくらいが適切?
「どれくらいの頻度でお出かけすればいいの?」という疑問をよく聞きます。答えは、愛犬の性格と体力次第です。
アクティブでお出かけ好きな子なら、週に1〜2回程度のお出かけでも喜んでくれるでしょう。ただし、毎日のように遠出すると疲れが溜まってしまうので、普段の散歩とのバランスが大切。
逆に、お出かけが苦手な子の場合は、月に1〜2回程度からスタートして、様子を見ながら調整するのがおすすめ。無理にお出かけの回数を増やすよりも、1回1回のお出かけを短時間にして、ストレスを最小限に抑える工夫をしましょう。
大切なのは「量」より「質」。長時間のお出かけを頻繁にするより、愛犬が楽しめる範囲で、満足度の高いお出かけを心がける方が、結果的に良い関係を築けます。
日頃から散歩コースを変えてみたり、新しい場所を探索する習慣をつけたりしておくと、いざお出かけする時にも対応しやすくなりますよ。
愛犬にとってお出かけが楽しいのかを判断する3つのポイント
愛犬がお出かけを本当に楽しんでいるか、それとも我慢しているのか。ここでは観察すべき3つのポイントを紹介します。
表情と体の動き
犬の表情と体の動きは、気持ちを知る重要な手がかりです。
リラックスした表情(口が少し開いて、目が優しい)、尻尾が高い位置で振られている、自分から探索するように歩き回るなどの行動が見られれば、楽しんでいる証拠。逆に、目を細めて緊張している、体が硬い、じっとして動かない、あくびを繰り返すなら、ストレスを感じている可能性が高いです。
また、腰が引けた体勢になっていたり、鼻先を舐める、地面や床を舐めるといった行動も、ストレスのサインなので見逃さないようにしましょう。
帰宅後の様子
お出かけから帰った後の愛犬の様子も、重要な判断材料になります。
適度に疲れてぐっすり眠るのは健康的で、良いお出かけができた証拠。でも、ぐったりして元気がない、下痢や嘔吐がある、食欲不振が続く、寝てばかりいるなら要注意です。お出かけがストレスだったり、疲れすぎたりしている可能性があります。
特に帰宅後もソワソワして落ち着かない場合は、興奮状態から抜け出せていないサインかもしれません。次回は少し時間を短くするなど、調整してあげましょう。
次のお出かけへの反応
準備を始めると嬉しそうにする、リードを見て興奮する、車やキャリーに自分から入るなら、お出かけが好きなサイン。「また行ける!」というワクワク感が伝わってきますよね。
逆に、準備を始めると隠れたり、リードを見ても無反応だったり、キャリーに入るのを嫌がったりするなら、前回のお出かけが楽しくなかった可能性大。
無理に連れ出さない判断も必要です。愛犬の気持ちを尊重してあげることが、信頼関係を築く第一歩です。
犬のお出かけについてよくある質問
お出かけに関するよくある疑問にお答えします。
犬にとってお出かけはストレスになる?
性格や慣れによります。お出かけ好きな犬にとっては良い刺激ですが、臆病な子や体調が悪い子にはストレスになることも。
慣れない環境では、初めて見る景色やニオイが刺激的すぎて緊張してしまう子もいます。また、生活リズムの変化(いつもと違う時間のお散歩や食事)も、ストレスの原因に。
愛犬のサインをよく観察し、ストレスを感じている様子が見られたら、無理強いしないことが大切です。
お出かけ嫌いな犬は無理に連れ出さなくていい?
基本的には無理に連れ出す必要はありません。家で過ごすのが好きな子もいるので、その性格を尊重してあげましょう。
ただし、動物病院や緊急時のために、最低限の車移動やキャリーには慣れさせておくと安心です。
いざという時に、愛犬がパニックにならないよう、短時間・短距離から少しずつ練習しておくのがおすすめ。室内でキャリーに慣れさせることから始めるのも良いですね。
一緒に出かけたがる犬の心理は?
飼い主さんと一緒にいたい、新しい刺激が欲しい、楽しい経験をまた味わいたいという気持ちからです。
お出かけ=楽しいことと学習している証拠で、とても良い関係が築けています。準備を始めただけで尻尾をブンブン振る姿は、「また楽しいことが待ってる!」というワクワク感の表れなんです。
こういった反応が見られるなら、愛犬はお出かけが大好きな子だと言えるでしょう。
ドライブ好きになるコツは?
車=楽しい場所に行ける乗り物と認識させることが大切です。
目的地をドッグランや公園など、愛犬が喜ぶ場所にすると効果的。車内を快適にする(適温を保つ、お気に入りのマットを敷くなど)、酔わないよう配慮する(こまめに休憩、換気をする)などの工夫で、ドライブ好きになる子が多いです。
最初は室内でキャリーに慣れさせ、次に短距離のドライブから始めると、スムーズに慣れていきますよ。
愛犬とのお出かけに役立つ便利グッズは?
お出かけをより快適にするためには、便利グッズの活用がおすすめです。
車移動なら、ドライブベッドや飛び出し防止リードがあると安心。接触冷感マットは暑い日のお出かけに重宝します。また、愛犬のお気に入りのおもちゃやマットを持って行くと、知らない場所でもリラックスできます。
トイレシートやマナーポーチ、携帯用の水飲みボトルも必需品。長時間のお出かけなら、特別なおやつを用意しておくと、愛犬のモチベーションアップにもつながりますよ。
まとめ:愛犬の「好き・嫌い」尊重して楽しくお出かけしよう!
犬にもお出かけ好きな子と嫌いな子がいて、性格や経験で大きく変わります。いろんなところに連れて行くメリットはありますが、無理強いは禁物です。
愛犬のサインをよく観察して、ストレスを感じているなら無理に連れ出さない選択も大切。ドライブ好きにしたい、一緒に出かけたがる犬にしたいなら、少しずつ慣らして、お出かけ=楽しいことと結びつけましょう。
大切なのは、飼い主さんが「行きたい」ではなく、愛犬が「楽しい」と感じられること。愛犬の気持ちを第一に考えることが、幸せなお出かけの秘訣です!
著者
DogLife編集部