22 February.
犬のダイエット方法とは?食事のかさ増しと運動を組み合わせよう!
「愛犬にガマンさせすぎないダイエット」をテーマにお話しします。お腹いっぱい食べられる「かさ増し」の裏技や、お家で遊びながらできるエクササイズ、チワワなどの小型犬が気をつけるべきポイントなどをまとめました。

「あれ、うちの子ちょっと丸くなった……?」
「おねだりされると、ついついオヤツをあげちゃうんだよね」
これ、愛犬家あるあるですよね。でも、ワンちゃんの肥満は関節を痛めたり、心臓に負担をかけたりと、実はかなり怖いもの。かといって、急にご飯を減らすのはかわいそうで心が痛む……。
そこで今回は、「愛犬にガマンさせすぎないダイエット」をテーマにお話しします。
お腹いっぱい食べられる「かさ増し」の裏技や、お家で遊びながらできるエクササイズ、チワワなどの小型犬が気をつけるべきポイントなどをまとめました。
まずは現状把握!愛犬が「肥満」かどうかチェックしよう

ダイエットを始める前に、まずは「本当に太っているのか」を確認しましょう。
BCS(ボディ・コンディション・スコア)で触ってみよう
体重も目安になりますが、骨格はみんな違うので、実際に触って判断するのが一番です。そこで便利なのが「BCS(ボディ・コンディション・スコア)」という基準。
やり方は簡単です。ワンちゃんを上から見て「くびれ」があるか、横から見てお腹がキュッと上がっているかを確認します。そして、背中や脇腹を優しくなでてみてください。
薄いお肉の下に、ちゃんと肋骨の感触がわかれば理想的な体型と判断してOK。「指でぐっと押さないと骨に触れない」という場合は、少しダイエットを意識したほうがいいかもしれません。
なんで太っちゃったのかを考えてみる
「そんなに食べさせてないのに」と思っても、実はいっぱい食べていたなんてことがよくあります。ありがちなのは、家族がそれぞれ「少しだけ」とオヤツをあげていたというケース。
また、去勢・避妊手術の後はホルモンバランスが変わって、どうしても太りやすくなります。ただ、もし「食べる量は減っているのに体重が増える」といった場合は要注意。
甲状腺などの病気が原因で代謝が落ちている可能性もあるので、一度かかりつけの獣医さんに相談してみるのが安心です。まずは「何が原因か」を突き止めましょう。
犬のダイエットは「食事管理」がメイン

犬のダイエットも、基本的には食生活の見直しがメインとなります。しかし、ただ量を減らすだけだとお腹が空いてストレスが溜まってしまうので、工夫が必要です。
1日のご飯の量をしっかり量る
ダイエットを成功させるためにまずやりたいのが、今の体重ではなく「理想の体重」に合わせたカロリー計算です。ドッグフードの袋に書いてある量はあくまで目安。
活動量や年齢によって必要なエネルギーはバラバラです。まずは、目指すべき体重なら1日にどれくらい食べていいのかを把握しましょう。
その際、計量カップでの「だいたいこれくらい」は意外と誤差が出るので、デジタルのスケールで1g単位で測るのがおすすめ。
ダイエット用のフードをうまく使う
「いつものフードを半分に減らす」というやり方は、あまりおすすめできません。なぜなら、栄養まで半分になってしまうからです。毛並みがパサついたり、元気がなくなったりしては本末転倒ですよね。
そんなときは、減量専用に作られたフードに切り替えましょう。これらはカロリーを抑えつつも、筋肉を作るタンパク質やビタミンがしっかり含まれているので、健康的に引き締めることができます。最近は味にこだわった美味しいダイエットフードも増えているので、愛犬の好みに合うものを探してあげてください。
お腹いっぱい食べたい!賢い「かさ増し」テクニック

「もっとちょうだい!」という切ない視線に負けそうなときは、低カロリーな食材を使って「見た目」を増やしてあげましょう。
手作りトッピングで満足感を出そう
野菜やおからを使った「かさ増し」で満足感を出すのもおすすめ。
例えば、茹でたキャベツ、白菜、大根などを細かく刻んで混ぜてあげると、水分と食物繊維でお腹がしっかり膨らみます。
おからもタンパク質が摂れて低カロリーなので、ドライフードに混ぜるのにぴったり。ただし、消化を助けるために必ず細かく刻んで、必ず火を通しましょう。
水分をたっぷり摂って満腹に
意外とバカにできないのが「水分」です。ドライフードをそのまま出すのではなく、ぬるま湯でふやかしてあげてみてください。
それだけで一粒一粒が膨らんで、全体のカサがグンと増えます。また、食事と一緒にしっかり水分を摂ることで、お通じが良くなるメリットも。
もしお湯だけだと物足りなそうな場合は、ささみの茹で汁(味付けなし)や、野菜の煮汁をかけてスープご飯風にするのもいいですね。
室内でもOK!無理のない「運動」を取り入れる

運動も大切ですが、太っているときは足腰への負担が心配です。急にハードな運動をするのではなく、無理のない運動を取り入れるようにしてくださいね。
お家の中の遊びをエクササイズに変える
お散歩に行けない日でも、お家の中でカロリーを消費させる方法はたくさんあります。特におすすめなのが、お鼻を使った「宝探し(ノーズワーク)」です。お部屋のあちこちにフードを一粒ずつ隠して探させる遊びは、歩き回る運動効果はもちろん、頭をフル回転させるのでかなりのエネルギーを使います。
また、おもちゃを使った「引っ張りっこ」も、踏ん張る力で全身の筋肉をバランスよく鍛えられます。ジャンプや激しいダッシュは関節に負担がかかるので、まずは「ゆっくり歩かせる」「頭を使わせる」遊びを中心に、基礎代謝を上げていきましょう。
お散歩の「質」をちょっと上げてみる
お散歩はただ長く歩けばいいというわけではありません。
平らな道だけでなく、芝生や砂利道、ゆるやかな坂道などを選んで歩くと、普段あまり使わない筋肉が刺激されます。
また、ずっとのんびり歩くのではなく、ときどき早歩きを混ぜてあげるのも効果的。クンクン匂い嗅ぎをする時間もとりつつ、「ここから信号まではシャキシャキ歩こうね」とメリハリをつけることで、運動の負荷をあげることができます。
小型犬(チワワ・トイプードル等)のダイエットの注意点

チワワなどの小型犬の100gは人間の1kgに相当します。
「おやつ」の量には要注意
家族の誰かが何気なくあげてしまうおやつが原因でダイエットが必要になることもしばしば。チワワのような小型犬だと、ジャーキー1枚やクッキー1枚だけでも、体重比で摂取カロリーを換算した場合には、人間が「ハンバーガーを丸ごと1個」食べたのと同じくらいのカロリーになってしまいます。
「ちょっとだけなら平気でしょ」と判断せず、もしおやつをあげたいなら、その分のご飯をしっかり減らして調整してあげましょう。一粒をできるだけ小さく割って「もらえる回数」を増やしてあげる方が、犬の満足度は高いですよ。
関節を守りながら痩せる
体が小さな犬種は、膝のお皿がずれやすい(パテラ)などのトラブルを抱えている子が多いです。ダイエット中は特に、お部屋の環境を整えてあげるようにしましょう。
例えば、フローリングに滑り止めマットを敷くだけでも、関節のケアになります。また、運動も「一度に長時間」やるより「短い時間をこまめに」やるほうが、体に余計な負荷をかけずにスムーズに体重が落ちていきますよ。
まとめ
愛犬のダイエットは、元気で長生きしてもらうために私たちがやるべきことです。
焦って一気に痩せさせようとせず、愛犬の様子を見ながら、負担のない範囲で気長に続けてみてください。
著者
DogLife編集部



