15 March.
愛犬のフローリングでの床滑り対策!おすすめ商品と犬の足裏ケアのススメ
今回は、ニトリやカインズ、100均など身近な場所で手に入る滑り止めマットから、本格的なワックス・コーティングまで、愛犬の足腰を守るための対策を徹底解説します。

リビングを元気に走り回る愛犬。でも、急に止まろうとして足が流れたり、立ち上がる時に踏ん張れなかったりしていませんか。実は、日本の住宅に多いフローリングは、犬にとってはスケートリンクのようなもの。そのまま放っておくと、膝蓋骨脱臼(パテラ)や椎間板ヘルニアといった、取り返しのつかない怪我につながる恐れがあるんです。
とはいえ、家中の床をリフォームするのはお金も時間もかかって大変ですよね。そこで今回は、ニトリやカインズ、100均など身近な場所で手に入る滑り止めマットから、本格的なワックス・コーティングまで、愛犬の足腰を守るための対策を徹底解説します。
なぜフローリングは犬にとって危険なのか
まずは、フローリングが犬に与える影響を正しく理解しましょう。犬の祖先は土や草の上を走る動物であり、爪を地面に食い込ませてグリップを得る構造をしています。しかし、硬くてツルツルしたフローリングでは爪が立たず、常にスケートをしているような不安定な状態になります。
この不安定な歩行が続くと、膝の関節や腰に過度な負担がかかります。特に小型犬に多いパテラや、ダックスフントなどに多いヘルニアのリスクが跳ね上がります。また、滑る床で踏ん張るために変な筋肉の使い方が癖になり、若いうちから関節を痛めてしまうケースも少なくありません。愛犬の健康寿命を延ばすために、床対策は必須と言えるのです。
おすすめの滑り止めマット・タイルカーペット
一番導入しやすく、効果も高いのがマット・タイルカーペットです。汚れた部分だけ洗えるタイプが人気です。
ニトリの吸着タイルマットはコスパ最強
愛犬家の間で「迷ったらこれ」と言われるのがニトリの吸着タイルマットです。裏面が吸着素材になっていて、置くだけで床にぴたっと張り付くのが特徴です。犬がその上で全力疾走してもマットがズレる心配がなく、しっかりと足裏で地面を捉えることができます。
さらに嬉しいのが、汚れた部分だけを剥がして洗える点です。粗相をしたり、泥足で汚してしまったりしても、その1枚だけを洗えば済むのでお手入れが格段に楽になります。サイズやカラーバリエーションも豊富で、お部屋の形に合わせてハサミで簡単にカットできるのも人気のポイントです。
カインズや無印良品のマットもおすすめ
ホームセンターのカインズでも、ペット専用の滑り止めマットが充実しています。カインズの商品は、消臭機能が付いているものや、大判タイプで敷き詰めやすいものなど、飼い主さんの「あったらいいな」を形にした機能性が魅力です。
一方で、デザイン性を重視するなら無印良品のラグやカーペットも選択肢に入ります。無印良品には「滑り止めそのもの」という商品は少ないですが、ポリエステルクッションマットなどを活用することで、インテリアの雰囲気を壊さずに足元を保護できます。ただし、ラグを選ぶ際は裏面に滑り止め加工がされているか、または別売りの滑り止めシートを併用することが必須条件です。
100均の滑り止めアイテムはお試し用として
ダイソーやセリアなどの100均でも、滑り止めマットや吸着シートが手に入ります。広範囲に敷き詰めるには枚数が必要ですが、ソファからの着地地点や、ごはんを食べる場所など、ピンポイントで対策したい時に非常に重宝します。
100均商品のメリットは、なんといっても買い替えのハードルが低いことです。ボロボロになったらすぐに新しいものに交換できるため、パピー期の甘噛みが激しい時期などには特におすすめです。ただし、吸着力が大手メーカー品に比べるとやや弱い場合があるため、大型犬が激しく動く場所には不向きかもしれません。まずは試してみたいという導入編として最適です。
床滑り対策!おすすめ滑り止めワックスとコーティング
カーペットを敷き詰めると部屋の印象が変わるのが気になる方には、コーティングがおすすめです。
市販の滑り止めワックスの効果と塗り方
「部屋にマットを敷き詰めたくない」という方には、滑り止めワックスがおすすめです。リンレイなどのメーカーから犬専用のワックスが販売されており、これまでのフローリングの見た目を保ったまま、グリップ力を高めることができます。
塗る時は、まず床の汚れや油分を完璧に落としましょう。古いワックスが残っていると剥がれの原因になるため、クリーナーでリセットしてから薄く均一に塗り伸ばしてください。2度塗りをすることで、より高い滑り止め効果と光沢が得られます。乾くまではワンちゃんを別の部屋に隔離しておく必要があるため、計画的に作業を進めるのがポイントです。
プロに頼むフロアコーティングのメリットとデメリット
コーティングの効果をできる限り伸ばしたいなら、プロにフロアコーティングを頼みましょう。市販のワックスと違い、一度施工すれば10年以上効果が持続するものも多く、おしっこなどの水分が床に染み込むのも防いでくれます。
最大のメリットは、圧倒的なグリップ力と耐久性です。大型犬が走り回っても剥がれにくく、メンテナンスの手間がほとんどかかりません。デメリットは数十万円単位の費用がかかることですが、貼り替えや塗り直しの手間を考えれば、長い目で見るとコスパが良いと感じる飼い主さんも多いです。新築時やリフォームのタイミングで検討するのが一番スムーズです。
犬の足裏ケアで床滑り対策を!
犬の足裏ケアで床滑り対策をすることができます。ここからは具体的なやり方を解説します。
足裏の毛と肉球ケアでワンちゃん側からも対策
肉球の間の毛が伸び放題になっていると、それがフローリングとの間でクッションのようになってしまい、どんなに床を対策しても滑ってしまいます。月に一度は足裏バリカンで毛を短く整えてあげましょう。
また、肉球が乾燥してカサカサになっているのも滑る原因の一つです。人間のかかとが乾燥すると滑りやすくなるのと同じで、犬も肉球の水分が失われるとグリップ力が落ちます。犬用の肉球クリームで保湿してあげると、プニプニの健康的な状態になり、しっかりと床を捉えることができるようになります。
靴下や滑り止めシールなどの補助アイテム活用法
マットを敷けない場所や、お出かけ先で便利なのが、犬用の靴下や足裏に貼る滑り止めシールです。最近では、肉球に直接ペタッと貼るだけのパッド状のシールも人気で、靴下を嫌がる子でも違和感なく過ごせることがあります。
ただし、これらのアイテムはあくまで補助的なものです。長時間履かせっぱなしにすると蒸れてしまったり、犬が気にして噛んで飲み込んでしまったりするリスクもあります。シニア犬が立ち上がる時のサポートや、滑りやすい階段の上り下りなど、シーンを限定して使うのがおすすめです。
滑り止め対策をしたあとに気をつけたいこと
滑り止め対策をした後に気をつけたいのが、衛生面と床の状態です。タイルマットを敷きっぱなしにしていると、裏面に湿気が溜まってカビが発生したり、吸着剤が床に癒着してしまったりすることがあります。大掃除の際などは定期的に剥がして、床を拭き掃除しましょう。
また、ワックスを塗った場合は、アルコールや特定の洗剤で掃除すると膜が白く濁ってしまうことがあります。愛犬のための行動が、結果として家を傷めてしまっては悲しいので、滑り止め対策をしたあとの行動にも気をつけて見てくてくださいね。
まとめ
愛犬にとって家は一番長く過ごす場所です。その床が滑らないことは、美味しいごはんをあげることと同じくらい大切です。
この記事で紹介したアイテムを参考に、自宅のフローリングの滑り止め対策に取り組んでみてくださいね。
著者
DogLife編集部



